ソロプレイヤーと鉛の飛行船

DQXに関する一人語り

キャラクターボイス(CV)について

 

私はにわかのアニメファンである。

2020年に配信サービスの契約をし、アニメを見るようになった。

うん、かなりたくさん見た。人生で見たアニメの9割以上をこの4年間で見た。

特にDQXの声優さんが出演しているアニメを優先的に見てきたので、声優さんの顔までは知らないが、特徴はそれなりに理解しているつもり。

 

さて、ドラクエにボイスが付くことに批判的な人もいるが、私はもちろん賛成派だ。

考察勢としても、声が付くことによって新たな考察要素ができた。

声優さんのイメージから担当するキャラの人物像を予想するのだ。

もちろん声優さんはいろいろな声を使い分けたり、様々なタイプの役をこなす。しかし、なんとなくこんなタイプの役が多いというイメージがある声優さんは少なくない。

 

例えば、ナンナの声優さんは男勝りの強い女性の役が多いし、リゼロッタの声優さんは幼い少女役、ハクオウの声優さんはクールなイケメン役など、DQXで演じるキャラのイメージと合致している例は多い。

主人公の父であるパドレ役の声優さんなんかは父親役が多く、のび太くんのパパやムーミンパパ(海外制作版)にイクラちゃんのパパなどを演じている。

 

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エル男

イクラちゃんのパパとはいわないだろ。ノリスケさんね。

 

Ver7配信の少し後に始まったアニメでは、銀色の狼に変身する銀髪のケモ耳少女をラキの声優さんが演じていて、ちょっと笑った。

このように、声優さんのイメージというのは、十分に考察の材料となり得る。

 

しかし、そのことで余計な考察をしてしまうこともある。

例えばジア・ルミナの声優さんは母親役が多いことで有名だ。

DQ11でも主人公の実母役を演じていたし、実生活では娘さんも声優(DQXではリタ姫役)であり、名実ともに母親声優である。

だから、ジア・ルーベとジア・サフィルはジア・ルミナの子供かもしれないなどと、どうでもいい考察をしたりした。

 

あとは、声優さんのイメージから勝手にキャラの想像をして、期待と違って残念に感じてしまうこともある。

個人的にはユーライザが最たる例だ。

進撃の巨人のミカサ、ヴァイオレット・エヴァーガーデン、2Bを演じる声優さんだが、この3名には共通点が多い。

クール(暗い?)で戦闘能力が高く、一人の男性のことを強く想っている。

ユーライザの情報を初めて見た時、彼女達のような魅力的なキャラを期待した。

 

うん、ユーライザのキャラも彼女達に近い。近いんだけど少しズレている。

ちょっとクールとはいえないポンコツ感があるし、戦闘はイマイチで主人公への想いはストーカーみたいだ。

声優さんの名前を見て期待したのだが、非常に大きな残念感を味わうことになってしまった。

CVが付くことによって考察もできるが、余計な先入観を持ってしまうことにもなり得るということ。

 

自分が思うキャラのイメージと声が合わなくて、ずっと違和感を感じてストーリーに集中できないこともある。

私の場合はエステラがどうしても合わない。この声優さんの声はすごく好きなのだが、どうしても私のエステラのイメージと重ならない。

 

まあ、CVについてはいろいろ思うところはあるし、旧来のドラクエにおいて、読むことを前提とした堀井節ともいえるテキストが大きな魅力だったことは間違いない。

それでも、DQXはフルボイスではなく、ムービーシーンの登場人物のセリフのみがボイス付というのが、ちょうどいいバランスだと思う。

そんなわけで、私はボイス付のドラクエを支持してます。

 

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エル男

あくまでも個人の感想です。

 

 

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